RFIDによる原紙管理
原紙にRFIDタグを挿入し、アンテナでタグを読み込むことで、現在、どの原紙がどの工程でどれだけ使用されたのか(残mはどの程度か)を把握することが可能です。
また、スプライス後すぐに、「管理№」「材質」「巻方向」「品種名称」「紙幅」「残m」が印字されたラベルがプリンタより出てきます。貼り間違いも起こらず、一目でその原紙の状態が確認できます。
さらに、残mが0になった原紙は自動的に廃棄処理されますので、廃棄の入力ミスは起こりません。
原紙の在庫一覧
誰でも在庫情報が確認できます。原紙管理者不在による作業の停滞・混乱などは起こらず、作業効率の向上に貢献します。
また、残長計測器で計測した値とRFIDタグのデータを関連付けた値をすぐに「Felix」サーバーに蓄積しますので、現実在庫とシステムのずれはありません。
進捗状況
事務所にいながらでもリアルタイムに確認できるので、進捗状況を見る為に現場へ足を運ぶ必要もありません。
顧客からの納期日時の問い合わせや、前倒し納品などの相談にも進捗状況を見ながらスピーディに対応できます。
運転速度も表示されますので、コルゲーターが停止した場合にもすぐに分かります。万が一、コルゲーターに故障が発生した場合でも「貼合予定一覧」画面よりオーダーの納期を確認し、納期の迫っているオーダーの振替の段取りを組むなど素早い対応を取ることができます。
システム概要図